本文更新日:2026年9月22日
チルゼパチドの研究では体重減少が報告されていますが、数字だけで自分の効果を予測することはできません。誰を対象に、どの期間・用量で調べた研究かを確認しましょう。
SURMOUNT-1の72週間の結果
糖尿病のない肥満症、または体重に関連する合併症のある過体重の成人2,539人を対象に、食事・運動への介入とあわせて薬剤とプラセボを比較しました。72週時点の平均体重変化は、5mg群で−15.0%、10mg群で−19.5%、15mg群で−20.9%、プラセボ群で−3.1%でした。
これは試験参加者全体の平均であり、全員が20%減量したという意味ではありません。体格や健康状態、継続状況などが異なる方に同じ結果を保証するものでもありません。
継続と中止の研究
SURMOUNT-4では、初期治療後に継続した群とプラセボに切り替えた群が比較され、中止後の体重再増加が報告されています。詳しくは中止後の体重変化の記事をご覧ください。
研究で使う薬と承認された製品
マンジャロとゼップバウンドは同じチルゼパチドを含みますが、製品ごとに承認された用途が異なります。日本のマンジャロは2型糖尿病の治療薬で、体重管理目的は適応外です。肥満症の試験結果を、適応外使用の効果・安全性の保証として説明することはできません。
効果と副作用・費用をあわせて考える
消化器症状などで治療継続が難しくなる方もいます。体重だけでなく健康状態や副作用、継続費用も確認して治療を選びます。当院では、マンジャロ・ゼップバウンドを1本のみ注文する場合、発送手数料2,000円が別途かかります(同時にほかの薬剤を注文する場合を除く)。料金は各薬剤ページでご確認ください。
相談と受診予約
体重管理の事前相談は公式LINE、受診予約はWEB予約をご利用ください。薬が決まっていなくてもご相談いただけます。治療や処方の適否は医師が診察のうえで判断します。
参考資料
本記事は一般的な情報提供です。個別の診断・治療は診察のうえで判断します。この記事で紹介した治療すべてを当院で提供しているという意味ではありません。
