本文更新日:2026年9月22日
マンジャロ(チルゼパチド)を長く使う場合も、効果だけでなく副作用や栄養状態を確認し、継続の必要性を見直します。「長期使用でも重大なリスクはない」と断定することはできません。
176週間の研究で分かったこと
SURMOUNT-1の長期解析では、肥満症と糖尿病前症のある参加者を対象に、チルゼパチドを176週間使用した結果が報告されました。体重減少の持続が確認され、新たな安全性上のシグナルは認められなかったとされています。ただし、消化器症状などの有害事象は発生しています。
「新しい安全性の問題が見つからなかった」ことは、「副作用がない」「一生使っても安全」という意味ではありません。研究対象や観察期間の範囲を超えて一般化することはできません。
マンジャロとゼップバウンドを区別する
同じチルゼパチドでも製品ごとに承認された用途が異なります。マンジャロは日本では2型糖尿病の治療薬で、体重管理目的での使用は適応外です。肥満症の研究結果を、そのまま誰にでも適用できる処方の根拠として受け取らないでください。
継続中に確認したいこと
体重の変化だけでなく、食事や水分が十分に摂れているか、吐き気・便秘などが続いていないか、ほかの薬に変更がないかを診察で共有します。症状が強い場合は、次の通常予約まで我慢せず処方医に連絡してください。
継続・減量・中止は個別に判断
目標体重、持病、副作用、費用や生活への負担を含め、定期的に治療方針を相談します。目標に達したら必ず中止する、あるいは全員が無期限に継続するという一律の方針ではありません。
相談と受診予約
体重管理の事前相談は公式LINE、受診予約はWEB予約をご利用ください。薬が決まっていなくてもご相談いただけます。治療や処方の適否は医師が診察のうえで判断します。
参考資料
本記事は一般的な情報提供です。個別の診断・治療は診察のうえで判断します。この記事で紹介した治療すべてを当院で提供しているという意味ではありません。
