本文更新日:2026年9月22日
睡眠薬は、眠れない理由、年齢、持病、ほかの薬などを確認して選びます。薬の分類だけで「高齢者でも安心」「依存しない」と決めることはできません。
目次
ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系
どちらも不眠に用いられますが、薬ごとに効き方や作用する時間が異なります。翌日の眠気、ふらつき、記憶への影響などに注意が必要です。非ベンゾジアゼピン系(いわゆるZ薬)にも依存などの問題があり、リスクがない薬ではありません。
自己判断で増量・併用しない
眠れないからと追加したり、お酒と一緒に飲んだりしないでください。ほかの鎮静作用のある薬との組み合わせも医師・薬剤師に確認します。ベンゾジアゼピン系を継続している場合、急な中止で重い離脱症状が起きることがあるため、減量方法は処方医と相談してください。
服用後の異常行動には早めの対応を
睡眠中に歩き回る、食事や運転をして覚えていないなどの症状が起こる薬があります。こうした異常があれば次の服用をせず、直ちに処方医へ連絡してください。マイスリーの患者向けガイドにも睡眠随伴症状への注意が記載されています。
薬だけでなく不眠の原因を確認する
不眠が続く場合は、睡眠習慣や体の病気、気分の変化なども確認します。慢性不眠には、不眠症に対する認知行動療法(CBT-I)など薬以外の選択肢もあります。処方の継続だけでなく、日中の生活への影響と治療の目標を医師と共有しましょう。
参考資料
本記事は一般的な情報提供です。個別の診断・治療は診察のうえで判断します。この記事で紹介した治療すべてを当院で提供しているという意味ではありません。

